1: キングコングニードロップ(埼玉県) 2013/08/07(水) 17:13:15.08 ID:RzZFxOBK0 BE:1911470674-PLT(12349) ポイント特典
【ブーム&ブーム】高校生の映画館離れ 防げ

高校生の映画鑑賞料金を値下げする動きが出てきている。若年層の映画館離れへの懸念が高まる中での実施だ。

シネコン大手のTOHOシネマズは6月1日から、TOHOシネマズ名の全国58劇場と東京・お台場シネマメディアージュで、高校生料金を従来の1500円から1000円に値下げした。
また、松竹マルチプレックスシアターズも10月31日まで直営の26劇場(MOVIX名の22劇場と、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、東劇、神戸国際松竹)で高校生1000円キャンペーンを実施中。
シネコンでは、ほかにも、シネマサンシャイン(佐々木興業)が全13劇場のうち、静岡県沼津市の劇場で2012年3月からの試験期間を経て、同10月から高校生料金を1000円に固定。
現在はほかの12劇場でも9月30日まで高校生1000円としている。両社とも、期間終了後、継続するかどうかは結果次第という。

TOHOシネマズの場合、11年3月から9月まで7劇場で独自の料金体系をテストした際に高校生の当日料金を1000円に。
テスト終了後もこの7劇場では高校生1000円を継続した。同社の戸嶋雅之取締役(劇場運営担当)は、
「12年に7劇場での高校生動員比率を精査したところ、1000円導入後、最も高い劇場では動員が3倍弱に伸びていた。
これだけ動員が増えれば、単価が下がっても興行収入は十分に増えることが検証できたので、(TOHOシネマズ名の)全劇場での実施を決めた」と話す。

東京都内では、渋谷のユーロスペースが06年から高校生800円、シアター・イメージフォーラムが10年から同1000円。
金沢のミニシアター、シネモンドの場合、今年4月末から、従来1300円だった学生料金を1000円とし、さらに高校生以下は500円に値下げ。
一方で、一般料金とシニア料金は200円値上げして、それぞれ1700円、1200円とした。
「シネモンドのお客様の7割方は中高年。いつも見に来ているお客様には、映画ファンとして若い観客を一緒に育てていかねば、と説明をすることでご理解いただいている」と土肥悦子代表。
「500円にしてから高校生は増えており、徐々に浸透しているようだ」と話す。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news2/20130726-OYT8T00626.html